医大生の考えるニキビ治療


発症

小学生

小学5年生の夏くらいから、身長の伸びに合わせてニキビができはじめました。最初はおでこに2〜3個ある程度だったと記憶しています。

いよいよ青春の象徴というヤツがやってきたか、といった感じでしたが、入念に洗顔をすれば1週間程度で治ってしまうものばかりでした。

中学生

中学に入学してから、ニキビはだんだんと重症化し、中3の頃にピークを迎えました。

顔の至る所で毎日のように増え続け、生え始めた髭を剃ることもままならない状態にまでなりました。

治ってはできを繰り返すので、極端に白くなった肌の上に赤く膿を持ったニキビができ、常にのぼせたような顔をしていました。それまでは外向的な性格だったのですが、段々と人と顔を合わせるのが憂鬱になってきました。 赤ら顔を見た友人に「酒飲んでるの?」と聞かれたこともショックでした。

冬場はニキビが乾燥し、セーターでこするとボロボロと剥がれ落ちてきます。服に着いたいくつものニキビの破片と血液、まさに地獄絵図です。

学校以外では外出もしなくなり、散髪屋で正面に鏡が置いてあるのがなによりの苦痛でした。

洗顔してもすぐに脂でテカテカになるので、1時間おきにトイレで顔を洗っていた記憶があります。洗顔や保湿などに十分な知識がなかったため、悪化させていたのでしょう。

今思えば、中学が男子校だったのがせめてもの救いです。

高校生

進学した高校は男女共学でした。

近所の皮膚科を受診したり、ニキビを扱うクリニックに通ったりしましたが、改善は見られませんでした。

酔っ払いのフジツボ顔が異性の目に晒されることは大変な苦痛でした。が、それよりも、

まわりの人のように、遊んで、オシャレをして、女の子とデートをしたい。

そう思ったのがきっかけで、本気で治療に取り組もうと決心したのです。

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