医大生の考えるニキビ治療


治療開始

近所の皮膚科

近所にあった皮膚科を受診したところ、まず出されたのは内服の抗生物質でした。

効果は全くなし。

ビタミン剤やら消炎剤やら薬はどんどん増え、薬代ばかりがかさむようになりました。

カラミンやダラシンなどの外用薬も出されましたが、少しくらい治りが早くなっても、次から次へとできるニキビには焼け石に水でした。

恐怖のニキビクリニック

ニキビを専門にしているクリニックにも通いました。

これがなかなかの荒治療で、ニキビを根こそぎ吸引(圧出)してしまうのです。

たしかに化膿するよりはずっと良いのですが、吸引してから2〜3日は顔が赤く腫れ上がり、とても学校に行ける状態ではありませんでした。もちろん、新しいニキビはどんどんできます。

最終兵器、アキュテイン

そんな折、ニキビ治療の最後の砦のような薬を発見しました。

ビタミンA製剤のアキュテイン(イソトレチノイン)です。

はじめは表参道にあるクリニックで処方してもらっていましたが、保険適用外ですごく高いため、途中から個人輸入に切り替えました。

ちょうど1年間飲み続けましたが、効果はテキメン。ニキビはほとんどできなくなりました。

ただし、副作用が多いこと、催奇性があることなどから、安易に手を出してはいけない薬でもあります。

詳しくは、内服薬の項を参照して下さい。

パントテン酸

アキュテインは肝臓に負担をかけるため、長期に飲み続けるわけにはいきません。

しかも、ニキビは劇的に減りましたが、できてしまったときの治りは遅くなりました。

なんとか今の状態を維持できないか、そして赤みとニキビ跡も消せないかと悩んだ末、たどり着いたのがパントテン酸です。

ビタミンB群のサプリメントと併用したところ満足のいく結果を出してくれて、副作用がないため現在でも継続的に飲み続けています。

たまに薬を切らすと、ポツポツと小さなニキビが顔を出し始めるので、今の綺麗な肌はパントテン酸のおかげなのでしょう。

inserted by FC2 system